谷中の見学

7月2日に谷中に学部生、院生と一緒に見学に行きました。
谷中に行った理由の一つとして、ジェイコブスの「アメリカ大都市の死と生」を輪読した際に、東京の下町出身者はジェイコブスの言っている都市像をすんなりと理解したのに対して、郊外出身者はすんなりと理解できず、「コミュニティとは何か?」という疑問にぶつかったためでした。

当日は、谷中銀座、HAGISO、初音の森、三崎坂、市田邸の順に回り、最後にカヤバ珈琲で有志でお茶をして帰りました。

sP1030024
初音の森のかまどベンチ

sP1030027
初音の森のマンホールトイレ

sP1030036
密集市街地

sP1030051
昔の銭湯をギャラリーに

sP1030053
カヤバ珈琲

横須賀市 訪問

6/19にゼミで学部3年生、4年生、院生と横須賀市役所にお伺いし、都市計画課にて都市計画MPについてのお話を伺いました。
今回は、とくに人口減少にどのように都市計画及び都市計画MPが対応していこうとしているのか、についてを重点的に伺いました。

sIMG_1511

その後、都市計画MPで人口軽減地区とされている谷戸地域(谷にそった斜面沿いの住宅地)の一つまでご案内いただきました。
車が入れなく、階段をずっと登らなければ行けない地域に住むのは大変だと思いましたが、ここに住んでいるお年寄りが離れなくないと言っているのもよく分かる場所でした。

sIMG_1520

sIMG_1530

特別講義シリーズ「社会的起業で地域を変える」第1回 治田友香さん

学部スタジオで企画しました特別講義シリーズ「社会的起業で地域を変える」第1回目が、関内イノベーションイニシアティブ株式会社(mass×mass関内フューチャーセンター) 代表取締役治田友香さんをお迎えして開催されました。

スタジオの学生(2年生)だけではなく、3年生、4年生、修士1年の学生も参加しました。

講義では、治田さんはmass×mass関内フューチャーセンターでどのような仕組みで社会的起業家を育成しているのかを、ご自身のキャリアのお話を取り混ぜながらお話し下さいました。

何回も転職をして、その経験があったからこそ今の仕事ができている。すべてつながっている。
一度は勤める経験をしたほうが良い。そこで3年は我慢する。
社会人1年生のうちにかわいがられる経験をした方が良い。
何か課題を解決したいのであれば、自分が中心になるのではなく、その課題を中心にして、関係者をつないでいく。

など、これからどう生きていくのかを選択する学生にとって、気付きになるお話が多く、社会に出る前の学生に治田さんのお話を伺う機会をつくることができて、本当に良かったです。

sIMG_1506

講義シリーズ「社会的起業で地域を変える」

学部のスタジオで以下の特別連続講義を行います。
せっかくの機会ですので、スタジオ受講生以外にも聞いてもらいたいと思っています。
横浜国大内部の方は申し込み無しでおいで下さい。1回のみの参加でもOKです。
学外から参加を希望される方は、事前に松行(mihokoあっとまーくynu.ac.jp)までご連絡下さい。

教育人間科学部人間文化課程 都市生活デザインスタジオ 特別連続講義
社会的起業で地域を変える

この4回の講義シリーズでは、神奈川県内で活動をされている社会起業家及び社会起業家を支える方々を講師にお招きして、今現在、社会的起業でまちを、地域をどのように変革していこうとしているのかについてお話を伺います。

6月18日 治田友香さん(関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表取締役)
7月2日 秋山怜史さん (秋山立花一級建築士事務所)
7月9日 齋藤隆太さん (FAAVO(クラウドファンディング))
7月16日 池田めぐみさん、さゆりさん (蕾の家)

場所:横浜国立大学教育人間科学部第3研究棟703
時間:上記の日程の10:30-12:00

都市イノベーション学府入試説明会 及び 研究室説明会

平成27年度入学 都市イノベーション学府入試説明会が下記の要領で開催されます。

平成27年度入学希望者への入試説明会を行います。

日時:平成26年5月10日(土) 10:00~
場所:IUIパワープラントスタジオ(map:N7-2)
    YNU campus map

※申込みは不要です。
※入退室自由です。

全体の説明の後、入試問題の系に分かれて説明を行いますので、本研究室志望者は「地域社会系/グローバルスタディーズ領域」にお集まりください。

学府の入試説明会終了後に、研究室説明会を行います。
研究室にて、教員や院生と話をする機会になりますので、受験を考えている方は是非いらしてください。
こちらも申し込みは不要です。

2014年度メンバー

2014年度がいよいよ始まりました。
この4月に3名の修士1年生と7名の学部3年生を迎えました。
人間文化課程が発足して3年が経過し、4年生まで揃い、院生5名、学部生17名とますます大所帯になりました。

2014年春学期メンバー

都市イノベーション学府
D2
Saiyot Sayamon(Ning)

M2 (国際社会科学研究科Infrastructure Management Programme)
Sayeda Saika Binte Alam

M1
栗林 祐未
長谷 川太一
平野 隆一

教育人間科学部人間文化課程
B4
今瀬 和哉
門倉 裕理
小井土 彩華(留学中)
神津 あずさ
小林 麻衣子
土屋 郁弥
冨山 千穂
中村 智幸
松田 真依(留学中)

B3
芦田 陽香
井竿 千鶴
今村 和音
木村 希
黒木 彩花
小林 葵
武田 勇
若杉 優貴

都市イノベーション学府修了式

3/26に修了展を行った横浜都市創造センターにて都市イノベーション学府の修了式が行われました。
この場所で修了式を行うのは初めてでしたが、このような歴史的な建物で修了式を行うのは都市イノベーション学府らしいと感じました。
研究室からは、望月君と吉野君が修了しました。
おめでとう!
s2014-03-26 11.53.20
s2014-03-26 12.29.06
s2014-03-26 12.42.18

都市イノベーション学府修了展

3/21から3/23にかけて、馬車道の横浜都市創造センターにて都市イノベーション学府の修了展が開催されました。
http://iui-exhibition.ynu.ac.jp/
この修了展は学生が企画、運営し、修士論文・作品の展示の他に、ゲストの講演会やトークセッションなども行われました。
都市に関する様々な学領域が融合し、イノベーションを起こしていくのは、教員よりも学生の方が上手なのかもしれません。
s2014-03-21 16.48.39s2014-03-21 16.54.22

ダッカ、Korailスラム調査

3月3日よりバングラデシュのダッカ最大のスラムであるKorailスラムにM1のサイカさんと一緒に調査に行ってきました。
Korailスラムは大使館やおしゃれな店の建ち並ぶグルシャン地区と湖を挟んで隣り合っており、アクセスはボートか車になります。
sP1020625
Korailスラム側からグルシャンの高級住宅街を望む。スラム側では子ども達がゴミ山の上で遊んでいる。sP1020632
リキシャ引きを職業にしている人も多いので、リキシャ車庫もあります。
sP1020649
売店のテレビをみんなで見ています。日本の昔の光景のようです。
sP1020653
共用の水場。
sP1020655
電線があり、一応電気は通っていますが、各課程に裸電気1つほどの電力しか来ていないようです。
sP1020657
世界最大のNGO bracによる小学校。NGOなどによる小学校はかなり整備されていました。
sP1020702
海外のNGOによる働く子ども達のための学校。こんな小さな子ども達も、チャイ売りなどとして働いているそうです。
sP1020696
働く子ども達のための学校にあるコンピュータルーム。立派!
sP1020709
sP1020720
平日の昼間でも働いている子ども達がたくさんいました。
sP1020678
小学校に比べ、整備されていないのが保育所。こんな暗くて何もない部屋が保育所でした。
sP1020726
スラム内には数多くの店があり、一つの町のようです。
sP1020747
スラム内の住宅の様子。これは湖の上に張り出した住宅です。
sP1020731
この子がずっとついてきて案内してくれました。

修論審査会

2/18に都市基盤系の修論審査会が行われ、本研究室からは望月君と吉野君が修論の発表を行いました。
望月良亮「複数案の比較評価による道路計画策定プロセスにおける市民参加のあり方に関する研究」
吉野遼平「低炭素都市づくりにおける地方自治体への支援のあり方に関する研究」