ヨコハマ市民まち普請 2次コンテスト通過!

今年度は学部のスタジオで、上星川のまちづくりのお手伝いをしました。
その一環で、横浜市が主催するヨコハマ市民まち普請に、上星川商店街に新設されるビルの屋上に近隣住民のコミュニティスペースを作る事業を提案し、2次審査を通過しました。
unnamed_R
unnamed (2)_R

詳しくは、下記のタウンニュースに掲載されています。

http://www.townnews.co.jp/0115/2017/02/16/370257.html

来年度は500万円の助成金を使い、実際にコミュニティスペースの整備に取りかかります!

学部スタジオの成果報告会、横浜市でのプレゼンテーション

今年の学部のスタジオでは2班に分かれて、川崎大師でのウェディング企画と深谷通信隊跡地での墓地の提案を行いました。
1/28に関内フューチャーセンターにて関係者にお越しいただき、成果発表会を行いました。
さらに、墓地の提案に関しては、3/6に横浜市役所にて柏崎副市長をはじめとする関係者約20名の前で報告を行い、この報告会については毎日新聞、神奈川新聞などで報道されました。
20150317毎日新聞-s 20150307神奈川新聞-s

秋学期 学部スタジオスタート!

秋学期から、2年生5名に1年生8名が加わり、学部のスタジオがスタートしました。
非常勤講師として、建築事務所秋山立花代表の秋山怜史さん、mass×mass関内代表の治田友香さんを非常勤講師に迎えて、スタジオを運営していきます。

学生が取り組むテーマは2つ。
1)川崎ウェディング
2)横浜霊園プロジェクト

1)の川崎ウェディングは秋山さんが手がけているプロジェクトで、結婚式を挙げる場所が少ない川崎市においてウェディングを展開することによって、地域活性化させていこうというプロジェクトで、学生達はこの川崎ウェディングの中で自分たちのプロジェクトを企画し、運営していきます。

2)の横浜霊園プロジェクトは、周辺の住民の方から歓迎されるような霊園を横浜市に提案するものです。

どちらも難題なプロジェクトですが、学生の柔軟な発想で思いもよらないアイディアが出てくることを期待しています。

FAAVO 斎藤隆太さんの講義

7月9日の学部のスタジオは、地域×クラウドファンディングFAAVOを運営されている斎藤隆太さんをお迎えしました。
FAAVOの仕組みや概要はもとより、FAAVOを始めるに至った経緯を大学時代からさかのぼってお話しいただきました。
熱い地元愛にあふれるお話でした。
大学の講義では余り語られることのないまちづくりの「お金」の話を伺うことができ、学生も興味深げにお話を伺っていました。

sIMG_1607

特別講義シリーズ「社会的起業で地域を変える」第1回 治田友香さん

学部スタジオで企画しました特別講義シリーズ「社会的起業で地域を変える」第1回目が、関内イノベーションイニシアティブ株式会社(mass×mass関内フューチャーセンター) 代表取締役治田友香さんをお迎えして開催されました。

スタジオの学生(2年生)だけではなく、3年生、4年生、修士1年の学生も参加しました。

講義では、治田さんはmass×mass関内フューチャーセンターでどのような仕組みで社会的起業家を育成しているのかを、ご自身のキャリアのお話を取り混ぜながらお話し下さいました。

何回も転職をして、その経験があったからこそ今の仕事ができている。すべてつながっている。
一度は勤める経験をしたほうが良い。そこで3年は我慢する。
社会人1年生のうちにかわいがられる経験をした方が良い。
何か課題を解決したいのであれば、自分が中心になるのではなく、その課題を中心にして、関係者をつないでいく。

など、これからどう生きていくのかを選択する学生にとって、気付きになるお話が多く、社会に出る前の学生に治田さんのお話を伺う機会をつくることができて、本当に良かったです。

sIMG_1506

講義シリーズ「社会的起業で地域を変える」

学部のスタジオで以下の特別連続講義を行います。
せっかくの機会ですので、スタジオ受講生以外にも聞いてもらいたいと思っています。
横浜国大内部の方は申し込み無しでおいで下さい。1回のみの参加でもOKです。
学外から参加を希望される方は、事前に松行(mihokoあっとまーくynu.ac.jp)までご連絡下さい。

教育人間科学部人間文化課程 都市生活デザインスタジオ 特別連続講義
社会的起業で地域を変える

この4回の講義シリーズでは、神奈川県内で活動をされている社会起業家及び社会起業家を支える方々を講師にお招きして、今現在、社会的起業でまちを、地域をどのように変革していこうとしているのかについてお話を伺います。

6月18日 治田友香さん(関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表取締役)
7月2日 秋山怜史さん (秋山立花一級建築士事務所)
7月9日 齋藤隆太さん (FAAVO(クラウドファンディング))
7月16日 池田めぐみさん、さゆりさん (蕾の家)

場所:横浜国立大学教育人間科学部第3研究棟703
時間:上記の日程の10:30-12:00

学部スタジオの最終発表

1/29に馬車道のmass×mass関内にて学部スタジオの最終発表会がありました。
今年度の学部スタジオは、秋学期より1年、2年生合同で、NPOハナラボさんの行っている「ヨコハマハコ入りムスメプロジェクト」を広報面からお手伝いする、といったものでした。
「ヨコハマハコ入りムスメプロジェクト」は横浜・山手の港の見える丘公園にある「大佛次郎記念館」が地域とつながり市民と協働するための仕掛けを女子大生が考え、実行するものです。
このプロジェクトによって生まれた3つのプロジェクト「レンズで見つめるmy town」、「マリ婚」、「次郎学」の広報をスタジオとして行いました。

「レンズで見つめるmy town」は大佛次郎が愛したカメラとヨコハマをテーマとして、写真のイベントを開催するもので、すでに3回開催されています。
ここで撮影した写真をヨコハマフォトフェスタに参加し、3月16日~22日に横浜マリンタワーで展示を行います。
スタジオの「レンズ」班は、このマリンタワーでの展示会の広報を主に行いました。
主な広報手段はツイッター。「カメラ美女@横浜」というアカウントで、毎日写真を更新していき、500以上のフォロワーを集めました。

「マリ婚」は大佛次郎とその奥さんの間で結ばれた約束事「マリコン条約」をモチーフに考えだされたカップルで楽しむためのゲームです。
大佛次郎記念館で販売をしています。
その「マリ婚」を広報するために考えついたのがプロモーションビデオPVの作成。
学生はPVなど作ったこともなかったのですが、写真を使い、かわいいPVを作り上げました。

「次郎学」は、現代にも通じる大佛スピリット(大佛次郎の生き方)をより多くの人に伝え、自分の生き方に迷っている人が行動を起こすきっかけになるような考える場、自分の考えを人に伝えられるようになる場を提供するために、大佛次郎スピリッツを持った方をお招きして、お半紙を伺い、後援者と参加者でディスカッションを行う講座を開催するプロジェクトです。
「次郎学」班は「次郎学」企画班と「次郎学」広報班に分かれ、企画班は実際に「次郎学」を企画、実施しました。
1/26(日)に行われた「次郎学」ではmNPOフェアスタートの永岡徹平さんを講師に迎え開催されました。
講演者の決定、参加者集めなど苦労した班ですが、無事やりとげました。
「次郎学」広報班は、大佛次郎の広報および「次郎学」の広報を行いました。
「次郎学」広報のためのtwitterが凍結されるというアクシデントはありましたが、大学生協に大佛次郎コーナーを作っていただくなど、着実に成果を上げました。

発表会ではこれらの成果を発表し、コメンテーターとしてお集まりいただいた皆様にコメントをいただきました。
うまくいった班、そうでもないと自分たちで感じている班と様々でしたが、みんな本当に頑張りました。お疲れ様!

sP1020498

秋学期スタジオ スタート!

秋学期のスタジオ(都市生活デザインスタジオ)がスタートしました。
秋学期からは1年生12名を迎え、2年生8名と合計20名の大所帯でスタジオを運営していきます。

12月までは、NPOハナラボの角めぐみさんを非常勤講師に迎え、ヨコハマハコ入りプロジェクトの広報ツールを開発していきます。
ヨコハマハコ入りムスメプロジェクトは、小説家・大佛次郎および横浜山手にある大佛次郎記念館をもっと若い人に知ってもらおうという女子大生によるプロジェクトです。
スタジオには男子学生もいますが、男子学生の視線も活かして、広報ツールを考えていってもらいたいと思っています。

10/9は大佛次郎記念館に行って、記念館についてのお話を伺い、会議室でプロジェクトについてのお話を伺いました。
大佛次郎記念館に行ったのは全員はじめてでしたが、大佛次郎もユニークでキュートな方で、記念館自体もとてもキュートな場所でした!
これからの活動が楽しみです。s-P1020129

NPOハナラボ 角さんの講義

7/3は学部スタジオで3回連続で行った外部講師による講義の最終回、NPOハナラボの角めぐみさんの講義でした。

P1010867

角さんは女子学生の持っている力=イノベーションに必要な能力に着目をして、女子大生が社会課題の解決に挑むプロジェクトを実施されています。
今回の講義では、ハナラボが行った4つのプロジェクト(1)島根県海士町の婚活プロジェクト、(2)山梨県北杜市の未来シナリオプロジェクト、(3)宮城県石巻市の未来シナリオプロジェクト、(4)ヨコハマハコ入りムスメプロジェクトのお話を伺いました。

P1010869

その後に、課題を見つけるのに大切なこと、アイディアを発想する時のヒント、活動をする上で大切なこと、をそれぞれ3点あげ、最後に全体として大切なことは「できない理由ではなくできる理由を探す」、「自分がわくわくするものを見つける」とお話をされました。

角さんがこのNPOを始められた背景に、女子学生が自分を過小評価しているということがあるとおっしゃっていましたが、女子学生が本気でプロジェクトを動かしている角さんのお話を聞いて、スタジオの学生、とくに女子学生が自信を持って、自分も何かできるのではないか、してみようと思うきっかけとなってくれたらいいなと感じました。

地域資源を活用して地域活性化を図ろうとされている方3名の講義は今年度が初めての試みでした。
3名の方が、それぞれ違う個性で情熱を燃やし、違うアプローチで活動をされているお話を伺うことができて、学生それぞれが考え、それを消化し、自分の想いに変えようとしている様子が、学生のレポートを読んでも伝わってきます。
今学期はもうすぐ終わりになりますが、秋学期のスタジオの活動においで、今回の3名の方の講義で学んだことを学生が活かしていってくれればと思います。