ビンズン新都市(ベトナム訪問)

2014/11/7に開催された国際都市計画シンポジウム@ハノイでの発表のために、ベトナムに行ってきました。
前日にホーチミンの郊外に東急が建設しているビンズン新都市を訪問し、ベカメックス東急の呉さんにご案内をしていただきました。

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モデルルームもあるSORA Towerのショールーム(?)。

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あのキャラクターもいました。

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日本のマンションのようなモデルルーム。
日本との違いは衣替えが必要ないので、収納が少ないこととのこと。

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新都市の建設は始まったばかりですが、州都は新都市に移動し、すでに人民委員会も移動していました。

まだ建設が始まったばかりですので、数年度にもう一度訪れてみたいと思いました。

秋学期 学部スタジオスタート!

秋学期から、2年生5名に1年生8名が加わり、学部のスタジオがスタートしました。
非常勤講師として、建築事務所秋山立花代表の秋山怜史さん、mass×mass関内代表の治田友香さんを非常勤講師に迎えて、スタジオを運営していきます。

学生が取り組むテーマは2つ。
1)川崎ウェディング
2)横浜霊園プロジェクト

1)の川崎ウェディングは秋山さんが手がけているプロジェクトで、結婚式を挙げる場所が少ない川崎市においてウェディングを展開することによって、地域活性化させていこうというプロジェクトで、学生達はこの川崎ウェディングの中で自分たちのプロジェクトを企画し、運営していきます。

2)の横浜霊園プロジェクトは、周辺の住民の方から歓迎されるような霊園を横浜市に提案するものです。

どちらも難題なプロジェクトですが、学生の柔軟な発想で思いもよらないアイディアが出てくることを期待しています。

2014年度春学期のゼミ活動まとめ

2014年度春学期は主に以下のような活動をゼミで行いました。

水曜10:40~12:00:院生ゼミ
木曜13:00~14:30:3年生ゼミ 14:40~15:00:全体会 15:00~16:30:4年生ゼミ

3年生ゼミ
・アメリカ大都市の死と生 輪読
・コミュニティを問い直す 輪読
4年生ゼミ
卒論の進捗発表
院生ゼミ
研究の進捗発表

4/28 新歓
5/8 見学会 横浜の都市デザイン
6/19 見学会 横須賀市
7/3 見学会 谷中
7/17 拡大全体会(4年生、院生の研究進捗の発表) 春学期納会
8/26~28 ゼミ有志で陸前高田市、大槌町訪問
9/28~29 ゼミ旅行(香川県高松市・直島)

ゼミ旅行(香川県)

2014年9月28日~29日にゼミ旅行で香川県に行きました。

sP1030769sP1030789まず、高松市の丸亀町商店街で集合し、うどんを食べた後に、商店街を見学しました。

sP1030819その後、倉庫を店舗に改装した北浜Alleyに行き、琴電に乗って琴平の温泉宿で宿泊しました。

sP1030839翌朝は6:30に宿を出た、再び琴電に乗って高松に戻り、直島に渡りました。
月曜日だったため、多くの美術館は閉館していましたが、ゆっくりと島の散策ができました。

AITでの集中講義

2014年9月15日~19日までタイのアジア工科大学大学院AITのSchool of Environment and Natural ResourcesのUEM(Urban Environmental Management)で5日間の集中講義を行ってきました。

AITはタイ留学中に図書館を利用しにちょくちょく訪れていましたが、大洪水後に訪れるのは初めてでした。

クラスは、8月に入学したばかりの修士10名、博士3名の計13名が受講し、出身国もタイ、ミャンマー、バングラデシュ、ベトナムなど、様々な国から来た学生達でした。

入学していきなりの集中講義で学生達も最初は戸惑いがあったようにみえました。
こちらもAITの学生だからとかなり高レベルな要求をしてしまったので、学生達も大変だったようですが、5日目には大分成長したように見えました。
彼らがAITを卒業する前にもう一度AITを訪れて、彼らの成長を見てみたいと思いました。

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インドネシア調査

8/31~9/7にかけて、大学院生の二人とインドネシア調査に行きました。

まず、ジャカルタにて東大大西研OBのToguさんと久しぶりの再開をしました。
Toguさんにコーディネートしていただき、当時アチェの村単位の計画であるビレッジプランに関与していたBekさんのお話を伺い、その後に世界銀行にて世界銀行のインドネシアでの災害復興のプログラムについてのお話を伺いました。
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その後、東洋大の志摩ゼミに合流して、Cikiniカンポンをジャカルタ大のJoko先生にご案内いただきました。
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ジャカルタを後にし、久しぶりにバンダアチェの地への赴きました。
シャクアラ大学のTDMRCで東日本大震災の復興状況の報告をし、研究の打ち合わせをして、復興住宅地を見学しました。
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バンダアチェは相変わらず美しい町でした。
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陸前高田市、大槌町訪問

2014年8月26~27日に、ゼミの有志8名で岩手県の陸前高田市と大槌町を訪問し、復興の現場を見せていただきました。

sP1030215 8/26には、まず新幹線と在来線、BRTを乗り継いで陸前高田市に行きました。
まず、市役所で復興の計画についてお話を伺いました。
陸前高田市では、大規模にかさ上げの工事をして、市街地の復興を進めていく計画です。

sP1030217 その後に、車で現場をご案内いただきました。
すでにかさ上げされた地盤に建設された公営住宅。

sP1030224できたばかりの資料館。

sP1030225 被害に遭った旧道の駅。中はまだ震災当時のままで、津波の恐ろしさを感じます。

sP1030237 かさ上げするための土を運搬する巨大ベルトコンベア。工事の規模の大きさを物語っています。

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sP1030270みんなの家。運営されている地元の方からお話を伺いました。

その日は釜石に宿泊し、翌日大槌町に向かいました。

sP1030313大槌の旧市街地の様子。震災前はここは中心市街地だったそうです。

sP1030317多くの職員の方が亡くなった旧大槌町役場。

sP1030330ひょっこりひょうたん島のモデルになった島でみんなで記念撮影。

sP1030342復興公営住宅。

今回は、環境省の委員会でご一緒した鹿島建設の三浦さんが大槌町に応援職員として赴任されたのを機会に大槌町に伺い、ご案内いただくことができました。このような機会を設けて下さった三浦さんや現地でお世話になった方々に心より感謝します。

初めて被災地を訪れる学生がほとんどで、陸前高田市、大槌町それぞれの復興の状況を見て、皆かなり衝撃を受け、色々と感じたようです。

以下、学生の感想です。

震災をきっかけに新たな価値の創造や伝統技術の伝承などの可能性を感じた。
街ごとでの復興の違い。被災地に来て視覚・聴覚・嗅覚を通じて学んだこと。

手続きや住民の意向調査など、決めるまで時間がかかるので、先が長いように感じた。

傷跡や記憶を伝承していく、遺構の保存。私たちも1度で終わらずに、何かをリターンしたり、次につなげていく。

進んでいないと言われているが、考えられていて人々や重機がフル稼働していた。
3年経って、いまだからできること、感じること、訪れる意義がある。

タイ・ゲーティッドコミュニティ調査

7/28-29と弾丸でタイに調査に行ってきました。
共同で研究をしているタマサート大学の仲間と、次の調査をgated communityで行うことを予定しているため、いくつかのgated communityを見学に行きました。

何回かgated communityは友人を訪ねていったことがありますが、これほどまでにバラエティに富んでいるとは知りませんでした。

sP1030098タマサート大の近くにある高級gated community。
高級物件ですが、途中でアジア経済危機がありうまく物件が売れず、共用施設などは管理が行き届いていませんでした。

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sP1030157gated communityと一体で開発されるショッピングモール、community mall。

sP1030167もう少し庶民的なgated community。

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sP1030187都心に近い場所にあるgated community。
ここもかなり高級そうでした。

sP1030086タマサート大の仲間と。

“Japanese, US and European perspectives on shrinking cities”

7/13よりISA World Congress of Sociologyという社会学の国際学会が横浜で開催されるとのことで、その中のshrinking cityのグループの方と一緒に、7/12に横浜国大で “Japanese, US and European perspectives on shrinking cities” という国際WSを本学で開催しました。
参加者は日本側6名、ドイツ5名、アメリカ1名でした。
日本からの参加者の日本のshrinking cityの発表について、ドイツ、アメリカの参加者から多くの質問がで、その関心の高さがうかがえました。
ドイツは特にライプツィヒからの参加者が多く、ライプツイヒを中心とした旧東ドイツの取り組みには本当に感心させられました。

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FAAVO 斎藤隆太さんの講義

7月9日の学部のスタジオは、地域×クラウドファンディングFAAVOを運営されている斎藤隆太さんをお迎えしました。
FAAVOの仕組みや概要はもとより、FAAVOを始めるに至った経緯を大学時代からさかのぼってお話しいただきました。
熱い地元愛にあふれるお話でした。
大学の講義では余り語られることのないまちづくりの「お金」の話を伺うことができ、学生も興味深げにお話を伺っていました。

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