秋学期スタジオ スタート!

秋学期のスタジオ(都市生活デザインスタジオ)がスタートしました。
秋学期からは1年生12名を迎え、2年生8名と合計20名の大所帯でスタジオを運営していきます。

12月までは、NPOハナラボの角めぐみさんを非常勤講師に迎え、ヨコハマハコ入りプロジェクトの広報ツールを開発していきます。
ヨコハマハコ入りムスメプロジェクトは、小説家・大佛次郎および横浜山手にある大佛次郎記念館をもっと若い人に知ってもらおうという女子大生によるプロジェクトです。
スタジオには男子学生もいますが、男子学生の視線も活かして、広報ツールを考えていってもらいたいと思っています。

10/9は大佛次郎記念館に行って、記念館についてのお話を伺い、会議室でプロジェクトについてのお話を伺いました。
大佛次郎記念館に行ったのは全員はじめてでしたが、大佛次郎もユニークでキュートな方で、記念館自体もとてもキュートな場所でした!
これからの活動が楽しみです。s-P1020129

NPOハナラボ 角さんの講義

7/3は学部スタジオで3回連続で行った外部講師による講義の最終回、NPOハナラボの角めぐみさんの講義でした。

P1010867

角さんは女子学生の持っている力=イノベーションに必要な能力に着目をして、女子大生が社会課題の解決に挑むプロジェクトを実施されています。
今回の講義では、ハナラボが行った4つのプロジェクト(1)島根県海士町の婚活プロジェクト、(2)山梨県北杜市の未来シナリオプロジェクト、(3)宮城県石巻市の未来シナリオプロジェクト、(4)ヨコハマハコ入りムスメプロジェクトのお話を伺いました。

P1010869

その後に、課題を見つけるのに大切なこと、アイディアを発想する時のヒント、活動をする上で大切なこと、をそれぞれ3点あげ、最後に全体として大切なことは「できない理由ではなくできる理由を探す」、「自分がわくわくするものを見つける」とお話をされました。

角さんがこのNPOを始められた背景に、女子学生が自分を過小評価しているということがあるとおっしゃっていましたが、女子学生が本気でプロジェクトを動かしている角さんのお話を聞いて、スタジオの学生、とくに女子学生が自信を持って、自分も何かできるのではないか、してみようと思うきっかけとなってくれたらいいなと感じました。

地域資源を活用して地域活性化を図ろうとされている方3名の講義は今年度が初めての試みでした。
3名の方が、それぞれ違う個性で情熱を燃やし、違うアプローチで活動をされているお話を伺うことができて、学生それぞれが考え、それを消化し、自分の想いに変えようとしている様子が、学生のレポートを読んでも伝わってきます。
今学期はもうすぐ終わりになりますが、秋学期のスタジオの活動においで、今回の3名の方の講義で学んだことを学生が活かしていってくれればと思います。

配財プロジェクト 三田大介さんの講義

本日のスタジオは、外部の先生のお話の第2弾、墨田区の配財プロジェクトの三田大介さんでした。

P1010846

P1010845

墨田区の町工場の廃材を使って、万華鏡を作ったり、打楽器にするなど、廃材を「配財」にしていくプロジェクトについてお話を伺いました。

三田さんのお話から学んだことはたくさんありましたが、特に印象に残っていることは、配財プロジェクトで、プロジェクトを他の人に伝えるためにいろいろな試みをされていること(web、youtube、facebook、プレスリリースなど)、それらの試みが今はあまりハードルが高くない、ということです。
例えば、イベントを行ったら、それをビデオ(カメラについている録画機能)で撮影をして、すぐに編集をして、youtubeにあげることによって、その場限りのイベントでは終わらせないということで、これは今後スタジオでプロジェクトを動かして行くに当たって欠かせないことだと感じました。

前回の新田さんの講義でも感じましたが、まちづくりにおける人と人のネットワークの大切さを改めて感じた講義でした。

三田さん、企画をしていただいたmass×mass関内の治田さん、どうもありがとうございました。

食卓研究家 新田理恵さんの講義

今年の学部のスタジオ(都市生活デザインスタジオ)は、mass×mass関内さんにご協力をいただき、関内の若者向けツアーの企画を目指しています。
春学期はその準備として、ワークショップやインタビューの技法の習得に加え、地域資源を使って地域活性化をされている方3名のお話を伺います。
6/19はお一人目、食卓研究家の新田理恵さんをお招きしました。
新田さんが関わっていらっしゃる、船坂の廃校を利用したお土産づくり、気仙沼での地元高校生とのなめりぶしを使ったラー油づくり、石巻での地元のお母さんによる鹿の角や網の糸を使ってつくるアクセサリーocicaのお話を伺った後、簡単なワークショップをしました。
P1010831a
P1010835a
どうやったら新しいアイディアがつくり出せるのか、どうやったら持続的に売れる商品がつくり出せるのか、実践に基づいたお話は学ぶことがたくさんありました。
学生一人一人が今日のお話をどう消化して、今後のスタジオに活かしてくれるのか楽しみです。
新田さん、企画をして下さったmass×mass関内の治田さん、どうもありがとうございました!