7/3は学部スタジオで3回連続で行った外部講師による講義の最終回、NPOハナラボの角めぐみさんの講義でした。
角さんは女子学生の持っている力=イノベーションに必要な能力に着目をして、女子大生が社会課題の解決に挑むプロジェクトを実施されています。
今回の講義では、ハナラボが行った4つのプロジェクト(1)島根県海士町の婚活プロジェクト、(2)山梨県北杜市の未来シナリオプロジェクト、(3)宮城県石巻市の未来シナリオプロジェクト、(4)ヨコハマハコ入りムスメプロジェクトのお話を伺いました。
その後に、課題を見つけるのに大切なこと、アイディアを発想する時のヒント、活動をする上で大切なこと、をそれぞれ3点あげ、最後に全体として大切なことは「できない理由ではなくできる理由を探す」、「自分がわくわくするものを見つける」とお話をされました。
角さんがこのNPOを始められた背景に、女子学生が自分を過小評価しているということがあるとおっしゃっていましたが、女子学生が本気でプロジェクトを動かしている角さんのお話を聞いて、スタジオの学生、とくに女子学生が自信を持って、自分も何かできるのではないか、してみようと思うきっかけとなってくれたらいいなと感じました。
地域資源を活用して地域活性化を図ろうとされている方3名の講義は今年度が初めての試みでした。
3名の方が、それぞれ違う個性で情熱を燃やし、違うアプローチで活動をされているお話を伺うことができて、学生それぞれが考え、それを消化し、自分の想いに変えようとしている様子が、学生のレポートを読んでも伝わってきます。
今学期はもうすぐ終わりになりますが、秋学期のスタジオの活動においで、今回の3名の方の講義で学んだことを学生が活かしていってくれればと思います。